INTERVIEW

社員インタビュー

※所属部署・役職など、記事の内容は取材時点のものです

スパイダープラスを知ったきっかけは、何だったのでしょうか?

私の場合は、リクルートの営業時代にクライアントだった建設会社で、当時役員をしていた川合さんと知り合いました。プライベートで飲みに行くようにもなって、お付き合いが続いていたんですが、ちょうど私が次のステップを模索していた時にお話しする機会があったんです。

その際に「建設業界において、『SPIDERPLUS』というプロダクトは圧倒的に強く急成長している。でも、営業力の面ではまだまだ課題が多い。これまでのキャリアを活かして、一緒に組織づくりをしてみないか?」と。

平野 雄一

最終的にスパイダープラス入社を決めた理由は何でしたか?

「プロダクトが強いといっても、正直どのくらい浸透しているのだろう?」と思ったので、まず『SPIDERPLUS』を使っている数社に話を聞いてみたんです。すると実際に使っている人がみんな「本当に良いです」「活用してます」と口を揃える。これはプロダクトに熱心なファンが付いているんだなと実感しました。

また、営業課題の解決に私が培ってきた経験を存分に活かせること、次のステップとしてイメージしていた事業運営にも関われる環境なのも魅力的でした。

最終的には、経営陣の方々が「自分を必要としてくれている」と強く感じたのが後押しになりましたね。面談の中で、ここでやっていこうと気持ちが固まったんです。

様々な分野でSaaS型のTech企業が増えてきていますが、スパイダープラスの独自性は何だと思いますか?

自分たちが使っていたシステムを外販するところからTech事業を始めた会社で、現在も社内に「ユーザーとして」の視点を持つ事業部があるのは大きな強みですよね。当事者として「何を作れば響くのか」がわかるわけですから。

また『SPIDERPLUS』は必要に応じてお客様との共同開発も実施し、専門性の高い機能を次々に追加してきたプロダクト。現場ニーズへの深い理解に加えて、「要望の実現」に対する真摯さにも定評があります。

だからこそ、プロ意識が高く職人気質の方が多い建設現場で支持を得られているのではないでしょうか。

建設マーケットの中で、スパイダープラスはどのようなポジションにあると考えていますか?

サブコン上位30社のうち8割ほどが『SPIDERPLUS』のユーザーです。実際に現場で手を動かすサブコン中心にユーザー層が広がっているからこそ、建設現場を取り仕切るゼネコン側も「一部の現場で使っているのなら全体で導入しよう」という動きになっている。独自のポジションを獲得していますよね。

「建設Tech」分野の魅力はどこにあると思いますか?

建設業界のアナログさを知ると、驚く人も多いと思うんです。

私は前職で様々な業種のお客様と接してきたのですが、IT企業は常に商談時にデジタル機器を使っていて、製造業でも徐々に紙からPCが活用される形に変わっていったんですね。ところが建設業では、何年経っても紙の資料でしかやりとりできない。1番デジタル化が遅れている業界だと実感していました。

また、建設業界では若い人材が減っていることもリアルに感じていました。大学の土木建築学部学科の数も減少しています。学生たちも建設業に飛び込む前に「旧態依然としていて魅力がない」「働くのが大変そう」とイメージを持ってしまい、業界への進路を希望しないケースも多いといいます。とても重要な産業なのに、負のイメージが強いんですよね・・・。

でも、当社がテクノロジーで業界そのものをアップデートできれば、イメージを大きく変えていける。『SPIDERPLUS』を通じて様々な建設会社に横串で入れるからこそ、ダイナミックに業界の印象を書き換えられる可能性は十分にあります。

スパイダープラスの事業成長はこの「社会を動かしていこう」という想いに支えられていると思いますし、そこに建設Tech分野ならではの面白さがあると感じています。

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